迷ったときに確かめる
展示会出展:未発売品を展示するとき、確定仕様と予定をどう分ける?
未発売品は、会場で動いたことと発売時の仕様を混同させない説明が必要です。試作段階、確認済みの動作、未確定の条件を分けて案内します。
こんな方に試作品や開発中の製品を展示する担当者
このページでできること参考展示の状態と予定情報を表示・口頭説明で一致させられる
今見せている物の状態を最初に示す
展示物が製品版、試作機、外観模型、動作の一部を示す物のどれかを明確にします。「参考出展」と小さく書くだけでは、何が未確定か分からないことがあります。来場者の判断に関わる点は、試作状態、現在確認できる機能、確定していない仕様に分けて表示します。
例えば架空の試作機で、外観はほぼ決まっていても通信機能が未実装なら、動く機能と予定の機能を並べて同じ実績にしません。実装していない機能を動画で示すときも、想定の画面や将来像であることを明示します。
発売日・価格・性能の返答範囲をそろえる
説明員へ、公開してよい予定と回答を保留する内容を共有します。発売時期や価格が未定なら、来場者の希望に合わせて独自の目安を約束しません。社内で承認された計画を伝える場合も、確定情報との区別と確認日を揃えます。
口頭での説明が表示より強い断定になると、資料が正しくても期待がずれます。「今後対応するか検討中」と「発売時に対応する」は違います。来場者が必要とする条件を聞いたうえで、現在約束できないことを明確に返してください。
反応は、確約へ変えず開発の判断材料にする
参考展示で集めるのは、将来の購入件数を確定する数字ではなく、用途、必要条件、現在の代替方法などです。試作品を見た感想と、提示した条件で購入したいという意思を混ぜないように記録します。性能試験を実施していない場面の感想を、試験結果として使うことも避けます。
後日連絡を希望された場合は、何が決まった際に何を案内するかを確認します。仕様が変わったときは以前の説明との差が分かるようにします。発売後の記事や資料へ移す際も、試作機の写真・結果を製品版の実績へ自動的に置き換えないでください。
この手順について
このページの作業手順と記入例は、当サイトが編集した提案です。実在する店舗・企業の運用実績や、制度上の義務を示すものではありません。採用する際は実際の運用条件に合わせて調整してください。

