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実演の事前確認:人が触れる場面と停止条件を洗い出す

来場者が触る、近づく、待つことで、普段の使用とは違う条件が生まれます。主催者、メーカー、施工担当へ確認する事項を整理し、説明員が独断で実演範囲を広げない準備をします。

編集日:2026-10-29 / 出典の確認日は各資料に記載

このページの目次
  1. 通常の使用条件と、展示会の条件を比べる
  2. 見せる範囲と、来場者が行う範囲を分ける
  3. 停止する条件と、来場者への案内を用意する
  4. 開始前の点検と、変更後の再確認を残す

こんな方に動く機器や操作体験を展示する出展責任者

このページでできること実演範囲・専門確認・停止時の案内を整理し、未確認の体験を開始しない判断ができる

通常の使用条件と、展示会の条件を比べる

実演する機器の取扱説明書やメーカーの案内を基に、誰が操作するか、どこまで近づけるか、何を触れるかを確認します。日常は訓練を受けた人だけが使う機器でも、展示会では初めての人が触れる可能性があります。通常使用を説明できる社員がいることと、来場者に体験させてよいことは分けて判断してください。

洗い出すのは、動く部分、熱、光、音、薬剤等だけでなく、ケーブル、扉の開閉、見物する人の位置、補充・清掃の作業です。具体的な危険性と対策の適否はメーカーや専門の安全担当へ確認します。出展者だけの思い付きで安全装置を止める、柵を省く、運転条件を変えるといった方法は選びません。

見せる範囲と、来場者が行う範囲を分ける

説明員が行う操作と、来場者が体験する操作を一覧にします。来場者に触れてもらう部分がなくても、見学する位置や撮影時の接近が問題になることがあります。主催者が定める実演・展示条件と施設の条件を確認し、必要な申請や専門確認が終わっていない内容は体験メニューへ載せないようにします。

CEATECの2025年向け安全案内には、自社ブースの危険箇所確認や役割分担が記されています。これは当該回の例であり、チェック表を埋めればすべての機器が安全という意味ではありません。本稿の表も確認事項を集める道具です。メーカーが認める使用範囲と会場で許可された範囲の両方を確かめるために使います。

実演範囲の確認表

編集部作成の記入用ひな形です。例示した条件や値は架空例です。実際の内容を入力してください。入力は送信・自動保存されません。移動前にCSV保存できます。

実演・体験の場面来場者が行うこと懸念・未確認事項メーカー/主催者等の回答実施可否・条件

停止する条件と、来場者への案内を用意する

異常な状態が見えた場合、指定の監視者が不在の場合、来場者を所定の位置へ案内できない場合など、実演を継続しない条件を決めます。具体的な停止操作は機器の説明書と専門担当の指示に従い、誰でも同じ操作で止められると決めつけません。説明員は安全に停止を判断する権限と、連絡する窓口を把握します。

架空の検討例では、体験を監督する社員が席を外す間は、操作体験を止めて映像説明へ切り替えます。人が増えたから柵の外へ展示を出すのではなく、待機ができないなら次回の案内や個別相談を選びます。安全上の中止を販売機会の損失だけで評価しないよう、責任者が事前にこの運用を共有しておきます。

開始前の点検と、変更後の再確認を残す

開場前は、許可された配置、機器の状態、来場者の範囲、説明員の役割、連絡経路を確認します。装置の動きや設定を変えるときは、単なる接客改善として扱わず、専門担当に再確認します。床面や固定の施工も適切な担当者へ依頼し、現地スタッフが見た目だけで安全と判定しないようにしてください。

点検で未確認事項が残ったら、その実演を開始しない判断も必要です。会期中に起きたヒヤリとした場面は、責任を追及するためだけでなく、どの条件が想定と違ったかを残します。来場者が手を伸ばした場所、説明が聞こえなかった位置などを、個人を特定しない記録にして、専門担当と次回の範囲を見直します。

この作業の確認点

チェック状態だけをこのブラウザーに保存します。

参照資料と確認範囲

以下は制度・用語・公式の取扱いを確認した資料です。作業手順、比較の視点、記入例は当サイトの編集提案です。個別の契約・施設・製品には、その条件を確認して適用してください。