迷ったときに確かめる
ブースで価格を聞かれたら、どの条件まで説明する?
価格の目安を伝えるときは、数字だけでなく対象と条件を添えます。標準価格、参考例、個別見積りの違いを揃え、現場独自の値引きや納期を約束しないようにします。
こんな方に価格について質問を受ける展示会の説明員
このページでできること承認された価格情報を条件付きで説明し、正式見積りに必要な情報を整理できる
どの範囲の価格を知りたいか聞く
製品本体、設置、初期設定、保守、消耗品など、価格に含めたい範囲を確認します。相手が総額を尋ねているのに本体だけの数字を返すと、後の見積りが大きく違って見えます。自社で公開している標準の範囲と、個別条件で変わる項目を説明員資料へまとめておきます。
架空の例なら「本体の目安を先に知りたいのか、設置を含む導入費用を知りたいのか」を尋ねます。詳細な予算を必ず聞き出す必要はありません。価格を伝える前提として、相手が何を比較しようとしているかを確かめることが目的です。
参考価格と正式な見積りを区別する
会社が承認した価格表や説明例を使い、対象の型式、数量、含む物、含まない物、税の表示などをその資料どおりに示します。実際の条件が違う過去案件の価格を、その人も同額になるかのように説明しません。値引きや特別条件の権限がない場合は、確認が必要と伝えます。
予定価格や試作品の金額は、発売済みの正式価格と分けます。口頭で伝えた条件も会話記録へ残し、後日別の担当が見積もるときに前提を確認できるようにします。安く見せるために必要な費用を意図的に省く表現は使わないでください。
見積りへ進むなら、必要な条件だけ持ち帰る
数量、使用場所、必要な機能、導入希望時期など、自社の見積りに必要な項目を確認します。相手がまだ概要を調べているなら、すべてを埋めるよう求めず、条件が決まったときの相談先を案内します。正式回答までの見通しは、担当者が確認できる範囲で伝えます。
会期後には会場で示した情報と見積りの差を確認します。構成が変わった、追加作業が必要になったなど理由があれば明らかにし、単に新しい金額だけを送らないようにします。価格質問は即座の値引き交渉ではなく、比較の前提を揃える入口として扱います。
この手順について
このページの作業手順と記入例は、当サイトが編集した提案です。実在する店舗・企業の運用実績や、制度上の義務を示すものではありません。採用する際は実際の運用条件に合わせて調整してください。

