ジャパンエキシビション出展を、次の仕事につなげる。

準備・配置・費用・引継ぎの実務ガイド

EXHIBITION / PROJECT GUIDE

実務ガイド

出展費と成果を、同じ表で振り返る

使った金額と、会話・相談・次の約束を分けて記録します。

編集日:2026-10-28 / 出典の確認日は各資料に記載

このページの目次
  1. 費用を「見積り・発注・確定」に分ける
  2. 何を一件と数えるかを先にそろえる
  3. 金額の比率は、分母と期間を添える
  4. 次回は一つの詰まりを直す

こんな方に出展予算を管理し、次回の判断材料を残したい担当者

このページでできること予算の漏れと成果の数え違いを避けて、改善する箇所を選ぶ。

1. 費用を「見積り・発注・確定」に分ける

最初の予算は小間料だけで組まず、施工、輸送、交通宿泊、会期中の人員、配布物、実演機器、会期後対応まで並べます。社内人件費を含めるかどうかは会社の管理方法に合わせますが、含めない場合も投入人数と時間を別記し、次回比較の条件をそろえます。

見積り時点の金額と、追加発注後の金額を上書きしないことが大切です。各費目に数量、単価、税込・税別の扱い、取消可能日を記録します。借用品の紛失、追加電気工事、緊急配送などが発生した場合は、理由を一行残すと次回の予備費の根拠になります。

出展費・成果の記録

編集部作成の架空の記入例・作業用ひな形です。実際の条件に置き換えてください。入力は送信・自動保存されません。移動前にCSV保存できます。

区分予定/目標確定/実績差の理由次回の変更

2. 何を一件と数えるかを先にそろえる

「名刺」「会話」「相談」「商談」は同じ数字ではありません。一人と複数日に話した場合や、同じ会社の二人から名刺を受け取った場合の扱いを決めます。名刺情報と相談記録は必要に応じて紐付け、日別の延べ件数と会期全体の重複を除いた件数を混同しないようにします。

来場者の属性が分からないまま名刺枚数だけを比較すると、目的の異なる展示会を誤って評価しかねません。例えば「対象業種の担当者と課題を確認できた」を具体相談と定義し、単に挨拶した件数とは分けます。本人の期待を勝手に「導入予定あり」と読み替えないことも必要です。

記録項目数える基準の例混同しないもの
会話業務上の課題についてやり取りした配布物の受取りだけ
具体相談対象・課題・時期のいずれかを確認した説明を聞いただけ
次回約束担当と連絡方法・次の行動を合意したこちらだけの連絡予定

3. 金額の比率は、分母と期間を添える

一件当たり費用を使うなら「確定した出展費総額÷具体相談件数」のように式を明記します。件数がゼロなら割り算はせず、対象者に会えなかった理由を調べます。売上との比較は会期直後に結論を急がず、どこまでをこの出展に関係する売上として扱うかを営業・経理と決めます。

商談は会期から時間がたって進むこともあるため、集計日をそろえない比較は避けます。会期中は接点と相談、終了後は対応完了と進捗というように段階を分け、見込み金額を実現した利益として足し合わせないでください。成果が少ないときほど記録条件を確認します。

4. 次回は一つの詰まりを直す

通行人に表示が読まれていないのか、立ち止まっても会話できないのか、相談後に返信できていないのかを分けます。費用を一律に削る前に、日別・時間帯別のメモと担当者の観察を照合し、問題が起きた段階を特定しましょう。数字だけで原因まで断定することはできません。

次回の変更は、見出し、実演内容、担当交代、連絡手順など、検証できる単位にします。複数を同時に変える場合は変更一覧を残し、効果の原因を一つに決めつけません。実績がまだないチームは、まず欠かさず記録できる少数の項目から始めると運用を続けやすくなります。

作業を終える前の確認

チェック状態だけをこのブラウザーに保存します。記入表の内容は保存しません。

参照した一次資料

公式資料の確認範囲は下記のとおりです。手順・記入例は当サイトで編集しました。製品や開催回、契約ごとの条件は該当する最新の資料で確認してください。