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展示会運営のポイント

展示会を運営していく上で重要なポイントを整理しました。

1. 計画

  • 目標設定: 展示会の目的を明確にし、来場者数、商談数、新規顧客獲得数等の具体的な目標を設定します。
  • 予算管理: 展示会の予算を詳細に策定し適切に割り当てます。予算内で最善の結果を出すための計画が重要です。
  • 会場選定: 展示会の規模やターゲットオーディエンスに適した会場を選びます。アクセスの良さ、設備の充実度、安全性などを考慮します。


2. 設営

  • ブースデザイン:ブースのデザインはブランドイメージを反映し、訪問者の興味を引くようにプランします。視覚的にインパクトもあり、伝えたい内容を分かりやすく、理解してもらえる配置を心がけます。
  • 物流管理:展示物や必要機材の配送、設置スケジュールの管理を行います。遅延やトラブルが発生しないように事前に準備を整えます。


3. 運営

  • スタッフの配置:
  • 経験豊富なスタッフを配置し、役割分担を明確にします。スタッフへの事前のトレーニングも重要です。

    役割分担:各スタッフの役割と責任を明確にする(例:受付、案内、デモンストレーション、商談)。
    トレーニング:スタッフに対して展示会での対応方法や製品知識についてのトレーニングを実施。
    シフト管理:スタッフの勤務スケジュールを作成し、必要なタイミングで適切な人数を配置。

  • 来場者誘導:
  • 来場者に対するホスピタリティを重視し、質問や要望に迅速かつ丁寧に対応します。

    受付:来場者をスムーズにお招きするシステム・導線を整備し、受付スタッフを配置。
    案内表示:会場内の案内表示をわかりやすく設置し、来場者が迷わないようにする。
    誘導スタッフ:主要なポイントに誘導スタッフを配置し、来場者の質問や案内をサポート。

  • ブース内対応:
  • ブース内での来場者に対する説明・提案・商談を行ないます。

    デモンストレーション:製品やサービスのデモンストレーションを実施し、専門スタッフを配置。
    資料配布:パンフレットやカタログなどの資料を準備し、来場者に配布する。
    商談スペース:来場者との商談を行うためのスペースを設け、プライバシーを確保する。

  • トラブル対応:
  • 予想外のトラブルにしっかりと対応する準備をします。不測の事態は常に発生する可能性があり、多くの場合発生自体を防ぐことは難しいです。発生時にいかに的確に対応できるから重要なポイントとなります。ただ経験値があるとどのようなシチュエーションでも被害は最低限におさめられます。スピード対応が第一ですね。

    緊急時対応:緊急事態に備えた対応計画を作成し、スタッフに周知徹底。
    設備トラブル:展示設備のトラブルに対応するためのメンテナンススタッフを配置。
    クレーム対応:来場者からのクレームや要望に迅速に対応できる窓口を設置。



4. マーケティング

  • プロモーション活動: 展示会の告知と来場者誘致のために、SNS、メールマーケティング、広告などを活用します。ターゲットオーディエンスに適したコンタクトポイントを選びます。
  • コンテンツ制作: 展示会のテーマや出展内容に沿った魅力的なコンテンツを準備します。これには、プレゼンテーション、デモンストレーション、ワークショップなどが含まれます。


5. 安全管理

  • 緊急時対応計画: 緊急時に迅速に対応できるよう、避難経路の確認や緊急連絡先の設定などを事前に計画します。


6. フォローアップ

  • アンケート収集: 来場者や出展者からのフィードバックを収集し、次回の展示会の改善点を見つけます。
  • データ分析: 収集したデータを分析し、展示会の効果を評価します。これにより、目標達成度やROI(投資対効果)を確認します。
  • 継続的なコミュニケーション: 展示会後も来場者や出展者との連絡を続け、長期的な関係構築を目指します。


これらのポイントを踏まえた計画と実行が、成功する展示会運営の鍵となります。各ステージでの細かな準備とプロフェッショナルな対応が、訪問者や出展者にとって満足度の高い体験を提供します。




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